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七夕の由来を教えてください!

有名な織り姫と彦星の星物語

七夕の由来は元々、有名な織り姫と彦星の星物語から来ています。
天の川の西岸に住む機織りの名手織り姫と、東岸に住む働き物の牛使い彦星が、織り姫の父親天帝によって引き合わされ、見事夫婦になったのですが、そこから問題が起るのです。

元々働き物だった2人は結婚してからと言う物、あまりの仲の良さに2人で遊んでしまい、それぞれ仕事をしなくなってしまいます。
これに起った天帝によって2人は離れ離れにされてしまうのですが、離ればなれにされた2人は悲しみに明け暮れてしまい、これを不憫に思った天帝が、仕事を頑張るのであれば七夕の日だけ会うことを許すとしたのが、七夕の始まりです。
七夕の日には2人は、天帝の命を受けたカササギの翼に乗って天を渡り、年に一度だけ会えるようになったのが由来となっています。

この七夕の日に中国で、2人の逢瀬を祝うために行われ始めたのが現代の七夕のルーツとされており、織り姫のように機織りの技が上手くなるよう、引いては色々な手習い事が上手くなるように願いことが始まったのがきっかけです。
また元々日本では機織りの布を神や祖霊に捧げ、税として収める風習があったことから、お盆の時期を迎える前に乙女達が機織りを行い、災厄を払うために笹竹を水に流す風習がありました。
これらの中国と日本の風習が重なった姿が、現在の七夕になっていると言えるでしょう。

短冊に願い事を書くようになったのは江戸時代

七夕と言えば短冊に願いことを書く風習がありますが、こちらのルーツは江戸時代にあったとされています。
江戸時代手習い事をする子供が増えたことから、手習い事に上達を担うために行われ始めたのが七夕で、それが現代に受け継がれていくうちに、様々な願い事を書くよう派生していったと言えるでしょう。

ですが元々は、サトイモの葉に溜った水を使って墨をすり、その炭で文字を書いて手習い事の上達を願うとされています。
その水を使って文字を刷ると天の水の恩恵を受けられると言う事から、字が上手くなる事も期待出来たとされており、基本的に願い事は、何かの上達を願うことが主流です。
現代で七夕を書く際にも、物事の上達や夢を綴った方が良いという風潮がありますので、七夕にお願い事を書く際には参考にしてみると良いでしょう。

七夕には他にも七夕飾りを付ける風習がありますが、こちらにも意味があります。
例えば吹き流しや織り姫の織り糸や魔除けの意味合いが、折り鶴は長寿を願う意味合いが、巾着には金運上昇などの願いが込められているのが特徴です。
それぞれの飾りを合わせて飾り付けるだけで、生活に不便をしないように祈願できるのが、七夕の良い所と言えるでしょう。